メールでの返信

GitLab では、ユーザーが通知メールに返信することでイシューやマージリクエストにコメントできるように設定することができます。

前提条件

受信メールが設定されていることを確認してください。

どのように動作するか

メールでの返信は3つのステップで行われます:

  1. GitLab が通知メールを送信します。
  2. あなたは通知メールに返信します。
  3. GitLabは通知メールへの返信を受け取ります。

GitLabは通知メールを送信します。

GitLabが通知を送信し、Reply by emailが有効になっている場合、Reply-To ヘッダはGitLab設定で定義されたアドレスに設定され、%{key} プレースホルダ(存在する場合)は特定の “Reply key “に置き換えられます。さらに、この “reply key” はReferences ヘッダにも追加されます。

通知メールに返信します

通知メールに返信すると、お使いのメールクライアントで

  • 通知メールから取得したReply-To アドレスにメールを送信します。
  • In-Reply-To ヘッダを通知メールのMessage-ID ヘッダの値に設定します。
  • References ヘッダをMessage-ID の値に通知メールのReferences ヘッダの値を加えた値に設定します。

GitLab は通知メールへの返信を受け取ります。

GitLabはあなたの返信を受け取ると、以下のヘッダから順に “reply key “を探します:

  1. To ヘッダー
  2. References ヘッダー
  3. Delivered-To ヘッダー
  4. Envelope-To ヘッダー
  5. X-Envelope-To ヘッダー
  6. Received ヘッダー

リプライキーが見つかると、通知があったエンティティ(イシュー、マージリクエスト、コミット…)にコメントとしてあなたのリプライを残します。

Message-ID,In-Reply-To,References headers の詳細については、RFC 5322を参照してください。