インシデント管理率の制限

GitLab 12.5で導入されました

一定期間に作成できるインシデントのインバウンドアラート数を制限することができます。インバウンドのインシデント管理アラートの制限は、アラートや重複イシューの数を減らすことで、インシデント対応担当者の過負荷を防ぐのに役立ちます。

例として、60 秒ごとに10 リクエストの制限を設定し、1分以内に11 リクエストがアラート統合エンドポイントに送信された場合、11番目のリクエストはブロックされます。エンドポイントへのアクセスは1分後に再び許可されます。

この制限は

  • プロジェクトごとに独立して適用されます。
  • IPアドレス毎には適用されません。
  • デフォルトでは無効。

制限を超えたリクエストはauth.log に記録されます。

受信アラートの上限設定

受信インシデント管理アラートの制限を設定するには

  1. 左のサイドバーで、Search を選択するか、次のページに進んでください。
  2. Admin Areaを選択します。
  3. 設定 > ネットワークを選択します。
  4. インシデント管理制限]を展開します。
  5. インシデント管理受信アラート制限を有効にする]チェックボックスを選択します。
  6. オプション。レート制限期間あたりのプロジェクトあたりの最大要求数]にカスタム値を入力します。デフォルトは3600です。
  7. オプション。レート制限期間のカスタム値を入力します。デフォルトは3600秒です。