パッケージレジストリ料金制限

GitLabパッケージレジストリでは、様々な一般的なパッケージマネージャの非公開または公開レジストリとしてGitLabを使用することができます。Packages APIを通じて、他の人がダウンストリームプロジェクトで依存関係として利用できるパッケージを公開し、共有することができます。

ダウンストリームプロジェクトがこのような依存関係を頻繁にダウンロードする場合、多くのリクエストがPackages APIを通じて行われます。そのため、ユーザーやIPレートの制限に達する可能性があります。このイシューに対処するために、Packages APIに対して特定のレート制限を定義することができます:

これらの制限はデフォルトでは無効になっています。

有効にすると、Packages APIへのリクエストに対する一般ユーザーおよびIPレート制限よりも優先されます。そのため、一般ユーザおよびIPレートリミットを維持したまま、Packages APIに対するレートリミットを増やすことができます。この優先順位以外には、一般ユーザーおよびIPレート制限と機能上の違いはありません。

Packages API に対する認証なしリクエストのレート制限の有効化

認証されていないリクエストのレート制限を有効にします:

  1. 左のサイドバーで、Search を選択するか、次のページに進んでください。
  2. Admin Areaを選択します。
  3. 設定 > ネットワークを選択します。
  4. パッケージのレジストリ速度制限を展開します。
  5. 認証されていない要求のレート制限を有効にする]を選択します。

    • オプション。IPごとのレート制限期間あたりの最大未認証要求]を更新します。デフォルトは800です。
    • オプション。未認証レート制限期間(秒)]を更新します。デフォルトは15です。

パッケージ API の認証済み API 要求レート制限を有効にします。

認証済み API リクエストのレート制限を有効にします:

  1. 左のサイドバーで、Search を選択するか、次のページに進んでください。
  2. Admin Areaを選択します。
  3. 設定 > ネットワークを選択します。
  4. パッケージのレジストリ速度制限を展開します。
  5. 認証済みAPIリクエストのレート制限を有効にする]を選択します。

    • オプション。ユーザーごとのレート制限期間あたりの最大認証 API 要求数を更新します。デフォルトは1000です。
    • オプション。Authenticated API rate limit period in seconds]の値を更新します。デフォルトは15です。