ステージング環境へのデータベースダンプのインポート

本番環境からテスト用のステージング環境にデータベースをインポートすると便利な場合があります。以下の手順は、本番環境とステージングVMの両方にSSHとsudo

作業が完了したら、ステージングVMを破棄してください。データ・リークを避けることが重要です。

ステージングVM上で、/etc/gitlab/gitlab.rb に以下の行を追加し、大規模データベースのインポートを高速化します。

# On STAGING
echo "postgresql['checkpoint_segments'] = 64" | sudo tee -a /etc/gitlab/gitlab.rb
sudo touch /etc/gitlab/skip-auto-reconfigure
sudo gitlab-ctl reconfigure
sudo gitlab-ctl stop puma
sudo gitlab-ctl stop sidekiq

次に、本番環境で圧縮されたSQLダンプをSSH経由でローカル・マシンにストリーミングさせ、このストリームをステージングVM上のpsql クライアントにリダイレクトします。

# On LOCAL MACHINE
ssh -C gitlab.example.com sudo -u gitlab-psql /opt/gitlab/embedded/bin/pg_dump -Cc gitlabhq_production |\
  ssh -C staging-vm sudo -u gitlab-psql /opt/gitlab/embedded/bin/psql -d template1

ディレクトリ構造の再作成

ステージングサーバー上のディレクトリ構造を再作成する必要がある場合は、この手順を使用できます。

まず、本番サーバ上で再作成したいディレクトリのリストを作成します。

# On PRODUCTION
(umask 077; sudo find /var/opt/gitlab/git-data/repositories -maxdepth 1 -type d -print0 > directories.txt)

directories.txt をステージング・サーバーにコピーし、そこにディレクトリを作成します。

# On STAGING
sudo -u git xargs -0 mkdir -p < directories.txt