アキズメット

GitLabはAkismetを使って公開プロジェクトでのスパムイシューの作成を防いでいます。ウェブUIやAPIを通して作成されたイシューはレビューのためにAkismetに提出することができ、インスタンス管理者はスニペットをスパムとしてマークすることができます。

検出されたスパムは拒否され、管理エリアのスパムログセクションにエントリが追加されます。

プライバシーに関する注意:GitLabはユーザーのIPとユーザーエージェントをAkismetに送信します。

note
GitLabは全てのイシューをAkismetに提出します。

Akismetの設定は、セルフマネージドGitLabのユーザーが利用できます。AkismetはGitLab SaaS (GitLab.com)ではすでに有効になっており、設定と管理はGitLab Inc.が行っています。

Akismetの設定

Akismetを使用するには:

  1. Akismetのサインインページにアクセスしてください。
  2. サインインするか、新しいアカウントを作成してください。
  3. 表示]を選択してAPIキーを表示し、APIキーの値をコピーします。
  4. GitLabに管理者としてサインインします。
  5. 左のサイドバーで、Search を選択するか、次のページに進んでください。
  6. Admin Areaを選択します。
  7. 左側のサイドバーで、[設定] > [レポーター]を選択します。
  8. スパムとボット対策を展開します。
  9. Akismetを有効にする]チェックボックスを選択します。
  10. ステップ3で入力したAPIキーを入力します。
  11. 設定を保存します。

Screenshot of Akismet settings

Akismetフィルターのトレーニング

スパムかスパムでないかを区別するために、Akismetフィルターをトレーニングすることができます。

スパムと認識されたエントリーは拒否され、スパムログに追加されます。ここからエントリーが本当にスパムかどうかレビューできます。その中に本当にスパムでないものがあれば、スパムとして送信ボタンを使って、Akismetが誤ってスパムとして認識したことを伝えることができます。

Screenshot of Spam Logs

実際にスパムであったエントリーがスパムとして認識されなかった場合、その情報をAkismetに送信することもできます。スパムとして送信ボタンは管理ユーザーのみに表示されます。

Screenshot of Issue

Akismetをトレーニングすることで、今後より正確にスパムを認識できるようになります。