reCAPTCHA
GitLabはGoogleのreCAPTCHAを活用し、スパムや不正利用から保護します。 GitLabはサインアップページにCAPTCHAフォームを表示し、ボットではなく本物のユーザーがアカウントを作成しようとしていることを確認します。
設定
reCAPTCHAを使用するには、まずサイトと秘密鍵を作成する必要があります。
- URLにアクセス:https://www.google.com/recaptcha/admin.
- reCAPTCHA v2 キーを取得するために必要なフォームを入力してください。
- GitLab サーバーに管理者認証でログインします。
- 管理エリア (
admin/application_settings/reporting
) の「Reporting Applications Settings」にアクセスします。 - すべてのreCAPTCHAフィールドに前のステップのキーを入力してください。
-
Enable reCAPTCHA
チェックボックスをオンにします。 - 設定を保存します。
パスワードによるユーザーログインのためのreCAPTCHAの有効化
デフォルトでは、reCAPTCHAはユーザー登録に対してのみ有効です。 パスワードによるユーザーログインに対して有効にするには、X-GitLab-Show-Login-Captcha
HTTPヘッダを設定する必要があります。 例えば、NGINXの場合、proxy_set_header
構成変数で設定できます:
proxy_set_header X-GitLab-Show-Login-Captcha 1;
Omnibus GitLabでは、/etc/gitlab/gitlab.rb
で設定できます:
nginx['proxy_set_headers'] = { 'X-GitLab-Show-Login-Captcha' => 1 }