CSVからのイシューインポート
GitLab 11.7 で導入されました。
title
、description
の列を持つCSVファイルをアップロードすることで、イシューをプロジェクトにインポートできます。
CSVファイルをアップロードしたユーザは、インポートされたイシューの作成者として設定されます。
注:イシューをインポートするには、開発者以上の権限が必要です。
インポートの準備
- GitLab APIを使わない限り、大きなインポートを元に戻す方法はありません。
- CSVファイルがファイル形式の要件を満たしていることを確認してください。
ファイルのインポート
イシューをインポートするには:
- プロジェクトのイシュー・リスト・ページに移動します。
- 既存のイシューが存在する場合は、右上のissue編集ボタンの隣にあるインポートアイコンをクリックしてください。
- イシューのないプロジェクトの場合は、ページの中央にあるCSVインポートというボタンをクリックしてください。
- ファイルを選択し、インポートボタンをクリックします。
ファイルはバックグラウンドで処理され、インポートが完了すると通知メールが送信されます。
CSVファイル形式
CSVファイルからイシューをインポートする場合、特定の方法でフォーマットする必要があります:
-
ヘッダー行:CSVファイルには以下のヘッダーを含める必要があります:
title
とdescription
. ヘッダーの大文字と小文字は関係ありません。 -
columns:
title
とdescription
以外の列のデータはインポートされません。 -
separators:列の区切り文字は、ヘッダー行から自動的に検出されます。 サポートされている区切り文字は、カンマ (
,
)、セミコロン (;
)、タブ (\t
) です。行の区切り文字は、CRLF
またはLF
のいずれかです。 -
二重引用符文字:二重引用符(
"
)文字はフィールドを引用符で囲むために使用され、フィールド内で列の区切り文字を使用することができます(以下のサンプルCSVデータの3行目を参照)。"
引用符で囲んだフィールド内に"
二重引用符()を挿入"
するには、二重引用符文字を2つ続けて使用します(例:""
. - データ行:ヘッダ行の後に続く行は、同じ列の順序に従う必要があります。 イシューのタイトルは必須ですが、説明は任意です。
サンプルCSVデータです:
title,description
My Issue Title,My Issue Description
Another Title,"A description, with a comma"
"One More Title","One More Description"
ファイルサイズ
制限はGitLabインスタンスのMax Attachment Sizeの設定値に依存します。
GitLab.comでは10MBに設定されています。