マージリクエストの早送り

ワークフローポリシーによって、マージコミットのないクリーンなコミット履歴が要求されることがあります。 このような場合、早送りマージが最適な候補となります。

fast-forward マージリクエストを使えば、直線的な Git の履歴を保持し、マージコミットを作成せずにマージリクエストを受け付けることができます。

概要

fast-forward merge (--ff-only) の設定が有効な場合、マージコミットは作成されず、すべてのマージが fast-forward されます。つまり、ブランチを fast-forward できる場合にのみマージが許可されます。

早送りマージが不可能な場合、ユーザーには再ベースのオプションが与えられます。

早送りマージの有効化

  1. プロジェクトの設定に移動し、’マージメソッド’を検索します。
  2. 早送りマージオプションを選択します。
  3. 変更を有効にするには、「変更を保存」をクリックします。

これで、マージリクエストページにアクセスしたときに、早送りマージが可能な場合のみ、それを受け入れることができるようになります。

Fast forward merge request

早送りマージは不可能だが、コンフリクトのないリベースは可能な場合、リベースボタンが表示されます。

Fast forward merge request

ターゲットブランチがソースブランチより先にあり、競合のないリベースができない場合は、早送りマージを行う前にローカルでソースブランチをリベースする必要があります。

Fast forward merge rebase locally