s390xアーキテクチャの開発者
エンディアン
IBM Z上のLinuxはs390xアーキテクチャで動作します。x86とは異なり、s390xアーキテクチャはビッグエンディアンです。多くのオープンソースプロジェクトはリトルエンディアンのシステムに対してしかテストしないので、エンディアンに関連するバグが潜んでいるかもしれません。例えば、プロトコルバッファのRuby実装では、ビッグエンディアンのバグをいくつか修正しました。
VM プロビジョニング
s390xの開発者にはいくつかの方法があります。以下の方法があります:
- LinuxONE仮想サーバー。
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以下のコマンドを使用して、Docker Machineでエミュレートされたs390x仮想マシンをスピンアップします:
docker run --rm --privileged multiarch/qemu-user-static --reset -p yes docker run --rm -it s390x/ubuntu bash
QEMU仮想マシンは通常LinuxONEマシンよりも遅いことに注意してください。
バゼル
BazelはProtocol Buffersのような多くのGoogleプロジェクトで必要とされています。ソースからコンパイルするときに、致命的なコンパイラの警告に遭遇するかもしれません。これらの警告を無効にする回避策があります。さらに、IBMは以下の手順を投稿しました。
Omnibus ビルド・イメージ
s390x用のOmnibus GitLabをビルドするには、このDockerfileテンプレートを使用します。でDockerfileを生成します:
./docker/scripts/generate-dockerfile docker/Dockerfile_debian_10_s390x.erb